エゾリスのすみか

エゾリス一家の生態について

備え未だ出番ならず

今週のお題「もしもの備え」

山登りが大好きな私たち夫婦には、山で寝泊まりするグッズが沢山あります。
山の中で何泊もすることに備えて、かなり装備は充実してるかと思います。
仮に今すぐ断水して、ガスが止まり、電気が止まったとしてもしばらくは生活可能です。

例えば非常食数日分(山用の食料の買い置き&残り)、ガスバーナー(ガスヘッド×2、ガス×5)、電気(ろうそく、ヘッドライト、ソーラーライト)、水(浄水器200L分)、携帯トイレ3日分等々。
なので今から2年前に大地震が起きた時は結構余裕でした。
「まぁ何とでもなるでしょ」という感じです。

ところが驚くべきことが起きました。

停電があっという間に復旧したのです。

わずか10時間ほどの短い停電でした。
あの時のガッカリ感を今このブログで伝えたいと思います。
私の中では停電になった沢山の家庭の中で、自分の家だけ快適な暮らしを営み、そして困っている家庭に快適のおすそ分けをしている自分の姿がチラついていました。
しかし夢は一瞬で潰えました。

妹夫婦の家は玄関の鍵もトイレのレバーも電動になっていたため、大変な事になっていました。
「トイレの流し方がわからない」という、子供か原住民しかしない質問をしていました。
しかも停電は3日間続いていました。
ガスが止まりカセットコンロを慌てて買いに行っていました。

実家は地震の前日からの台風の影響で停電していた為に、停電期間は5日間近くになりました。
備えもあまり無い中、苦労していたようです。

なぜ私の家の近所だけこんなに早く復旧したのか。
それは近くに下水処理施設があったからです。
トイレは水を流すだけでどんどん処理施設に流れ込むので、ここを止めてしまうことは絶対にできなかったのだと思います。

そして下水処理施設と同じエリアにあった私の家にもいち早く電気が復旧したのです。

家を選ぶ時は、近くに下水処理施設がある場所を選ぶと停電の時間が短くて済むのでお勧めです。

町内会のヒーローを目指している方は、近くに下水処理場が無いことを確認してから家を購入するようにしましょう。