エゾリスのすみか

エゾリス一家の生態について

幸せを呼ぶ木「ナギ」

幸せを呼ぶ木を頂きました。
「ナギ」という名前の木です。
暖かい地方の木で、台湾や海南島、九州などに自生しています。日本では春日大社熊野神社のものが有名です。
先が少しとがった丸みのある、幅広の葉が特徴的です。
広葉樹と間違えそうになりますが、これで針葉樹なのだそうです。
私達の結婚の記念に頂きました。
そしてわずか半年足らずで枯らしました。
去年の夏は猛暑でした。
かなり丈夫な木で、水をたくさんやれば良いらしいのですが、暑い中しばらく放ったらかしにしていました。
そして今、我が家には新しいナギがいます。
先代の反省を元に、せっせと水やりをしています。
私は3日に1度位のペースで、マグカップに半分ほど水をやっていました。
ところが奥様がある日、鉢ごと流し台に持って行き、そして。
「ジャーッ」とお水をやっていました。
鉢の中はもう沼地のようです。
合理的といえば合理的な水やり方法でしょう。
暴挙といえば暴挙ともいえるでしょう。
しかし暴挙と思っていたのは、間違いでした。
今まで何の変化もなかった我が家のナギから、柔らかくて、うす緑色の可愛らしい新芽が、沢山生えてきました。
どうやら、普段からあげている水が少なかったようです。
触るとふわふわしています。いつまででも触っていられるくらい、気持ちの良い触感です。
とっても愛おしいです。
ナギは海の凪にかけて、葉を船乗りのお守りとする風習があるようです。
我が家の幸せと平穏の為にも、今度こそ枯らさないように頑張ろうと思っています。