エゾリスのすみか

エゾリス一家の生態について

大好き!大豪邸

貧乏人のひがみなのか、手の届かない家には興味が湧かないのか、ふだん意識する事はほとんど無いのですが、実は私の家の半径500mくらいには豪邸がたくさんあります。
私の奥さんは、その素晴らしい豪邸専用の観察眼で、我が家の周囲の豪邸を次々発見します。
そして時折、豪邸巡りに連れ出されます。
豪邸とは、①庭が見えないくらいの高い塀がある、②門の前に監視カメラがある、③表札が大きめ、④車庫の横幅が車2台分ある、⑤門から玄関までの道が曲がりくねっている、⑥3階建て以上、⑦窓がやたら大きい、しかもたくさんある、⑧日中はカーテンをひいていないので家の中が丸見え、等の条件をおおむね備えた、一戸建ての住宅の事をいいます。
特に奥さんがお気に入りなのが、歩いて100mほどの所にある黒い豪邸です。
諸説あります。
普通の家は上から見ると大抵四角に建てられていますが、この家は上から見ると階段を横から見たような形をしています。
陽当たりを良くする為に、壁の面積を広くとっているようです。
広い庭と、これでもかと壁中に配置された大きな窓。
日中はあの窓から家の中に、一斉に陽射しが射し込んでくるようです。
羨ましい。
税金が高そうだけど。
ちなみに私は、狭い土地に建てられた背の高い家が好きです。
どの家も、いかに効率よく土地を使うか、良く考えられています。
奥さんは平屋が好きなようです。
階段登るの面倒だもんね。
よし、頑張って働くか。