エゾリスのすみか

エゾリス一家の生態について

カフェインレス生活はじめました

女性が妊娠すると、いろいろな事をやめなくてはなりません。
激しい運動、運転、お酒、熱いお風呂、そしてカフェインです。
私も奥さんに合わせて、運転以外はやめる事にしました。
この中のほとんどが、問題なく我慢できます。
しかしカフェインが無いと、毎日どうもシャキッとしません。
特に休みの日は、朝から頭がボーッとします。
私の奥さんは、いわゆる眠りづわりという、すぐに眠くなってしまうつわりがあります。
朝起きて、ご飯を食べて、横になりながら朝ドラを観て、気がついたら寝ていたりします。
それにつられて、気がついたら私も眠ってしまいます。
気がつけば一日中寝て過ごしていた、なんて事もあります。
幸せと言えば、幸せなのですが。
でもこんな時こそ、男がしっかりしなくてはならないのです。
寝てる場合じゃない。
カフェインが無くても目が覚める良い方法を、何か考えなくてはなりません。

天使の羽

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真っ白な雪原を、一歩一歩踏みしめながら歩きます。
昨日は17センチの雪が降りました。
一歩歩く毎に、20センチくらい足が埋まります。
春になれば人が沢山いる河川敷も、今は誰もいません。
数日前に誰かが歩いた足跡が1つ、うっすら残っているだけです。
橋の片端から、足元を確認しながら恐る恐る河原に出たのは良いのですが、予想以上の積雪と雪の柔らかさで、なかなか前に進みません。
体力を消耗します。
汗をかいてきました。
暑かったのか、奥さんがばったりと雪の上に倒れました。
そのまま手だけを上下にバタバタ動かします。
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スノーエンジェルの出来上がりです。
私は「暑い〜っ」って叫びながら倒れました。
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「やったぞ〜」みたいな感じになっています。
何もやっていないけど。
家でじっとしている退屈に耐えかねて、お散歩に出かけました。
アウトドア派の私達は、家の中でじっとしているのは性に合わないようです。
外の空気を沢山吸ってリフレッシュ出来ました。
マスク越しにだけど。
早く春が来て欲しいです。
今日は15キロも歩きました。

カーノの課題曲を弾けたら

カーノの課題曲、という曲があります。
私の数多い趣味の1つである、ギターの練習曲です。
練習を重ね(たまに2,3日サボる)、最近はそれなりに曲らしくなってきたのですが、ここまで来るのに1ヶ月近くもかかってしまいました。
亀さんのように遅い歩みです。
しかしアルペジオをマスターするのに、この曲は避けては通れない道です。
(アルペジオって、右手で弦を1本1本弾くやつです)
最初の頃は曲がうまく弾けず、途切れ途切れになってしまいました。それに加えて重たい雰囲気のある曲なので、ものすごく暗い曲のようになってしまいました。
いつも2〜3回練習すると、だんだん暗い気分になってしまいます。
奥さんからは、次のレッスンで必ず合格して新しい曲にチャレンジしてね、という自己都合の応援メッセージを頂きました。
しかし応援虚しく、1回目のレッスンでは無残にも不合格となってしまいました。
私の思い込みもあるかもしれませんが、練習曲だけあって、かなり弾きにくく作曲されているように思えます。
ええ、言い訳ですよ。
同じようで少し違う指の動きを、何度も繰り返します。
音程が少し上がったり、少し下がったりします。
そのうちに「あれ、今どこ弾いてるんだっけ」とわからなくなります。
そしてそのうち、曲が崩壊します。
音を立てて。
音楽だけに。
ここ2,3日はほぼノーミスで弾けるようになってきたので、もう少しで完成できるかと思います。
カーノさんの事を来週まで好きでいられるかどうかは、次のレッスンにかかっています。

やさしさのさとう歯科医院

最近、歯医者さんによく行っています。
歩いて10分位の場所にある、さとう歯科医院です。
今まではすぐキレる事で有名な情熱の歯医者、とうほう歯科に行っていたのですが、今から約1年半前に白石区に引っ越したので、それからはずっとこの歯医者さんに通っています。
普通の歯医者は少し待たされますが、情熱のとうほう歯科の場合は、先生がアツ過ぎてついて来れない人が続出しているのか、いつもすぐに診てもらえます。
さとう歯科医院は普通の歯医者なので少し待たされます。
おじいちゃんの先生と歯科衛生士さんが数名います。
さとう歯科医院はちょっと古めです。
室内のペンキは所々ハゲてるし、壁紙も少し汚れています。自分達で修理したあとがあるし、昭和の時代から使い続けているような表示プレートやポスターもあり、室内は少し年季が入っています。
歯医者さんで治療する時に使うイスにコップに自動水が出るところが付いていますが、そのイスの1つが自動で水が出なくなったようなので、ボタンを押さないと出ないようになっています。
イスは全部で3つあるのですが、かなりの確率でそこに当たります。
体感だと60%くらいです。
細かい事だから気にしないけど、ちょっとハズレ感があります。
だけどさとう歯科はいつも混雑しています。
今日もかれこれ1時間くらい待たされています。
混雑するのは、この歯科医院の雰囲気がとても良いからなのだと思います。
みんなにこやかです。
指導された笑顔ではなく、心から出る気持ちの良い笑顔です。
だから患者さんも、いつもにこやかにあいさつしたり、話したりします。
先生はとても腰の低い穏やかな人です。
玄関や待合室、トイレなんかに手書きの注意書きがあるのですが、それがイラスト付きで可愛くて、この歯医者さんの雰囲気を物語っています。
正直に言うと、おじいちゃん先生はちょっと天然です。たまに歯科衛生士さんと会話が噛み合ってない時があります。
おじいちゃん先生は、私の歯を削りながらよそ見もします。
「あー、○○さんおはようございます」
チュィーーン、ゴリゴリー
って感じです。
俺の歯無くなるから、ちゃんと見てくれ。
奥さんに話すと「もう行くのやめたら」と言われます。
でもやっぱり今日もさとう歯科に行きます。
先生はおじいちゃんで天然ですが、腕は確かです。
私の歯の状態を診て、適切な治療を時間をあまりかけずにしてくれます。
先生と歯科衛生士さんは、今どんな治療をしているのか、今後どんな治療をしていくのか、丁寧に説明してくれます。
安心感があります。
よそ見の時以外。
だからこれからもさとう歯科に行こうと思います。

アンコールワットの猫

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アンコールワットのお土産屋さんの前にいた猫。
お土産屋さんの前に山積みになった、ココナッツの前で店番です。
はっきりした白黒の毛並みで、切れ長の目がいかにも神経質そうな感じでした。
ココナッツをバックにカメラを向けると、プイッっとよそ見します。
ちょっと可愛くないです。
また隣に回り込んで正面から映そうとすると、またプイッっとよそ見します。
気に入ったのか、ガイドさんもやって来て写真を撮り始めました。
猫ってどこの国でも画になります。
人間に愛想を振りまかないのも、またかわいいです。
よく見ると辺りは猫だらけ、みんな野良猫なのかな。
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子猫がじゃれて遊んでいます。
気がついたら、ガイドさんは歩きはじめていました。
慌てて追いかけます。
これからアンコールワットの内部見学が、はじまります。

窓の大きな家

我が家の窓は、とっても大きいです。
幅2.4m、高さ2.1mくらいあります。
リビングの1面がほとんど窓、というくらい大きいです。
窓はリビングの南西向きにあるのですが、天気の良い日は午後から強い陽射しが差し込みます。
大きな窓は風もよく通すので、特に夏は気分が良いです。
こんなに窓が大きいと、冬は暖房費が掛かりそうですが、窓の断熱性能が良いのか、意外と暖房費はかかりません。
現在冬ですが、窓の外の雪が長い間溶けずに、窓にくっついたままです。
奥さんは建築士の娘だけあって、建物に対するこだわりが強いです。
この家は今から1年半前に、奥さんと2人で何度も内覧をして、ちょっとくたびれてあきらめかけていた時に、やっと見つけたのがこの家です。
この部屋に出会えたのは、奥さんのこだわりのお陰です。
この家は快適で何の不満も無いのですが、1つだけ気になる事があります。
それは2LDKという、若い夫婦向けの物件というだけあって、ポストにしょっちゅう不動産関係のチラシが入っている事です。
不動産関係のチラシといのは、新築建て売り、中古物件、マンション、土地などなど。
つまり自分の家を持ちませんか、ということのようです。
前に住んでいた1ルームの部屋には、出前寿司と宅配ピザのチラシばっかり入っていたのですが。
このチラシは私にとって魔物です。
私は部屋の間取り図をいつまででも見ていられます。
この家に住んだらこうしよう、ああしようとずーっと考えていられます。
そしてチラシをまた後で見ようと、テーブルの上に放置しておくのですが、気がつくと奥さんに処分されています。
奥さんはきれい好きなのです。
奥さんは今の家に、何の不満もありません。むしろお気に入りです。
素晴らしい賃貸物件というのも考えものです。
自分の家が持てるのはしばらく先のようです。

大切なクッキーが減っていく

今週のお題「大切な人へ」

奥さんから手作りのチョコチップクッキーを頂きました。
奥さんは手先が器用です。お菓子屋さんのように上手なクッキーを作ってくれます。
奥さんの愛のこもったイラスト付きです。
クッキーを数えてみると11枚入っています。
もらった初日に1枚食べました。
チョコチップが口の中で溶けて、ほろ苦い甘さが口の中いっぱいに広がります。
もう1枚食べたいのを我慢しつつ、その日は1枚でやめて、棚に大切にしまっておきました。
次の日帰ると、クッキーの袋が少し小さくなっています。中を数えてみるとクッキーが2枚減っていました。
残り8枚になっています。
「あーっ!」と叫んでも後の祭り。
奥さんが2枚食べちゃったようです。
なぜ早く食べないのかと、逆に怒られました。
早く食べないから、自分が食べたのだと主張しています。
そういう理屈ってアリなのだろうか…。
美味しくないのかと聞いてきます。
違うと弁解すると、余計嘘くさくなりました。
大切なクッキーが2枚も減った為に、その日はクッキーを食べる気にならずに、悲しみに暮れていました。
翌日また1枚減っていました。
次の日は本気で早く食べなさいと、言われました。
手作りクッキーは防腐剤を使わないので、悪くなるのが早いのだそうです。
昨日は1枚食べました。
今日の朝はホットの麦茶と一緒にまた1枚食べました。
あと5枚です。
大切に食べようと思います。
なるべく早く。
クッキーありがとう。
こんなに心のこもった食べ物は、もったいなくてなかなか食べられません。
ごめんね。
もう少しで食べ終わるよ。
つまみ食いはほどほどにね。